自動車保険 自動車保険 節約のツボ 事故の時の補償はどこまで必要か?

自動車保険 節約のツボ

事故の時の補償はどこまで必要か?

当たり前の話だが、いざというときに支払われる保険金が多いほど保険料は高くなる。そこで多くの人が考えるのは「対人保険」と「対物保険」の金額。しかしここは自動車保険において最も重要な要素だから、しっかりかけるべき。

対人:交通事故高額賠償判決例
認定総損害額
(万円)
事故様態 判決日 裁判所 被害者
性別年齢 職業
2億9736 後遺 H7.3.30 東京 ♂40 会社役員
2億9686 後遺 H12.11.28 東京 ♂20 専門学校生
2億6562 後遺 H10.11.30 大阪 ♂19 大学浪人
2億6548 後遺 H10.3.19 東京 ♂20 大学生
2億5721 後遺 H11.4.27 福岡 ♂22 自衛官
2億5050 後遺 H8.10.22 東京 ♂20 専門学校生
2億4359 後遺 H12.7.24 大阪 ♂16 高校生
2億3699 後遺 H6.9.29 大阪 ♂17 電気工
2億3686 後遺 H11.2.25 広島 ♂24 会社員
2億3637 後遺 H13.9.14 横浜 ♀30 大学講師

上表は過去の対人の交通事故高額賠償判決例だ。億単位の賠償金額になる場合も珍しくない状況の中、対人保険を無制限にするのはドライバーの常識。実際に95%の保険加入者が無制限を選択している。

対物:加害者が乗用車の高額損害判決例
認容額
(万円)
判決日 裁判所 事故状況・損害品
1億3451 H8.7.17 東京 店舗飛び込み(パチンコ店)
1652 H6.5.24 横浜 店舗飛び込み(美容室)
1468 H6.11.17 大阪 追突(営業トラック)
1363 H9.3.19 東京 倒れた照明灯避け横転(大型冷凍車全損)
1200 H9.6.27 名古屋 出合頭(ベンツ)
1069 H8.1.26 仙台 高速道で並進車に衝突(大賀後ラック全損、休車損)
1034 H7.6.9 大阪 スピン車を避けガードレール衝突(大型トラック全損、休車損)
1031 H9.9.26 名古屋 衝突され海中転落(車両保険:ポルシェ)
982 H5.10.27 京都 対向車に正面衝突(ベンツ修理費、評価損)
935 H8.11.29 大阪 段ボールに衝突(漆器、輪島塗)

乗用車の場合の対物高額損害判決例だ。1億を超える被害は1件だけ。これも衝突のはずみに相手のトラックが店舗に飛び込んだというもの。対物で億単位になる場合のほとんどは大型のトラックなどの事故に限られる。 そのため対物の補償金額の設定は非常に悩ましい。どのような道を走ることが多いかといったことを考慮に入れて判断する必要がある。

対人と対物をしっかりかけるのは大前提として、節約できるポイントは以下の2つだ。

車両保険

車両保険とは、車との事故や単独事故、盗難や当て逃げなどの時に「自分の車の損害を補償する」保険。この補償範囲により保険料は大きく変わる。

車両保険の種類と補償範囲
  自損事故 当て逃 火災
・爆発
落書き 盗難 台風・洪水
・高潮
他車との衝突
・追突・接触
一般車両保険
エコノミー +A特約車両保険 × ×
エコノミー車両保険 × × × × × ×

当然、一般車両保険がもっとも安心だが、この車両保険…保険料に占める割合は意外と大きい。この時に判断基準にするべきなのは「盗難や当て逃げ」をどう考えるかだ。ここで重要なのは「いざという時は多少自腹を払う覚悟をして保険料を節約する」のか「保険料は高くても全額補償してもらう」のか方針を決めることだ。

▼どうしても盗難や当て逃げまで補償が必要
その場合にポイントになるのは「免責金額」。いざというとき最低自腹でいくら払うか…という金額だ。自損事故出ない限り過失割合が10:0となることは少ない。よって事故の相手から回収できる保険金から免責金額分は充当できる場合が多い。この免責金額を上げれば、保険料を節約できる。
▼やはり保険料を押さえたい!
その場合は、割り切ってエコノミーを選ぶしかない。盗難対策は、セキュリティグッズやココセコムなどの車両追跡サービスを使うのも手だ。

人身障害保険

人身障害保険とは、事故の過失の大小に関わらず保険料が受け取れる障害保険のこと。いざという時には安心な保険だが、保険料は高め。実は人身障害保険は、他の保険と重複する場合が多い。搭乗者障害保険や、自動車保険とは別に障害保険や医療保険に加入している場合は、その保険金でカバーできることも多いのだ。他に加入している保険から出る保険金も考慮に入れて検討すれば、節約できる。

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